断熱・気密施工
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本社新社屋の新築工事。
予定通り進んでおります。
上棟して約1か月。
断熱・気密施工が終了し、先日見学会も行いました。
断熱材・気密工事の過程を皆さんはご存じでしょうか?
全国でみると、断熱工事業者さんもいて、
専門的に工事をされる方もいるようですが、
大工さんが断熱材を施工し、気密を行うことがまだまだ多いのではと思います。
UA値は断熱材の種類を選び、厚み、密度等を決めると、
数字としては出てくるのですが、
その性能を、力を最大限引き出している施工であるか、
そこまで考えずに入れているか、
そこにはとても大きな差があるように思います。
そういった事実を、完成してしまった後には、確認することはできません。
だからこそ、構造見学会、断熱・気密見学会をし、
直接確認してもらうことの重要性を知っていただきたいと思っています。
何十年と、そこで暮らすにあたり、
快適に、心地よく、心身が休まる環境になるかどうか。
家族の健康にもつながる要素です。
外部に筋交いがあると、その部分の断熱材は押し込んで入れる形になったり、
配線を通す際にくしゃくしゃになって隙間ができたり、
配線を通した後の気密処理がきちんと行われていなかったり。
この写真に似た例も多いと思います。
木々からきよかわの家では、まず安全な木構造であること。
そして、断熱・気密をここまでかというくらい目を光らせて行うこと。
その後に配線用のスペースを別に設けるようにし、
その後の工事で、断熱・気密が悪くなってしまうようなことがないように、
その様子を見学会でご案内しています。
まず、このようなタイミングで、見学会を開催したり、
お客様が見たいといったときに、快く案内をしてくれる会社であるかどうかも、
大切なポイントなのではないかと思います。
どれだけ、仕上げが美しく、デザインが良くても、
長く住むにつれて、不快な要素が積みあがっていくことは、
よいことではないと私は思います。
家づくりを検討される方には、完成見学会と合わせて、
構造・断熱・気密など、工事中の現場を見ることをお勧めします。
一生に一度といわれる、大きな買い物です。
しっかりと時間をかけて、家づくりのパートナーを見つけていただきたいと思います。
工事の状況に合わせて、ご案内できる現場をご案内させていただきますので、
イベント情報をご確認いただき、ご参加いただけたらと思います。
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