M様邸新築工事 vol.2
M様邸新築工事 vol.2
(原口晴郎)
皆様こんにちは!
ようやく寒さが一段落して、
春らしい季節になってきましたね!
さて、今回もM様邸新築工事の続きを見ていただこうと思います。
まずはこちら!
軒天上のアール施工です。
見た目のインパクトがすごいです!
大部分は塗りの仕上げになりますが、
玄関と南面はこの板張りの仕上げでアクセントを入れています。
外壁のほか、室内の吹き抜け部分などにも採用するケースなどもあり、
大変好評いただいています!
続いて透湿防水シートの上に付加断熱をしていきます。
32㎜厚のこの付加断熱と壁内部に充填した105㎜厚の断熱材、
合わせて137㎜の壁の断熱層になります。
付加断熱前と比べておよそ1.3倍の厚みになりました。
壁内部に充填した高性能グラスウール16k(熱伝導率:0.038W/m•K)、付加断熱(熱伝導率:0.0376 W/m•K)はほぼ同じ熱伝導率です。
断熱性能は断熱材の性能と厚みで決まります。
ですので、断熱性能もおよそ1.3倍になります。
何度も言いますが断熱工事は隙間なく!
寸法を測りながら丁寧に施工していきます。
※板張り部分にも同程度の付加断熱を施工しています。
続いて内部です。
透湿気密シートの施工の後は、外壁面に配線スペースを作ります。
通常、壁のコンセントやスイッチなどの配線は、
天井の懐を通してから、断熱材の入る壁内部に配線するため、
気密シートを貫通して線を通す必要があります。
配線スペースを取ることで、気密シートに穴を開けずに配線することができ、
気密の欠損がなくなります。
また、配線するときに断熱材を押し退ける必要がないので、
断熱工事も精度が上がります。
このおかげもあり、先日こちらの現場で行った気密測定では、
C値(相当隙間面積[㎠/㎡]):0.27
という素晴らしい数値でした。
丁寧に施工した結果が数字に出ると嬉しいです。
配線スペースができたら、内部の電気配線をします。
続いて天井に石膏ボードを貼っていきます。
まずは石膏ボードをビス留めするための下地を木材で組んでいきます。
15㎝間隔で石膏ボードにビスを打つように下地を組みます。
これができたら次は石膏ボードを貼ります。
天井には9.5㎜厚の石膏ボードを貼ります。
短手方向の継ぎ目が揃わないように互い違いに並べます。
今週はここまでです。
いよいよ大工工事も大詰めです。
完成に向けてより一層気が引き締まります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
3月のイベント予定も更新しましたので、
ぜひご予約お待ちしております。